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  「御仏の光とは」
2005.06.25 平成17年度高野山真言宗北海道参与会研修会での講演
主 催:北海道宗務支所 北海道地区参与会
会 場:小 樽 市 不 動 院

2005/6/25 「御仏の光とは」(104分) mp3/47.7MB
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   私は、そういうことでこの10年間、この国難状況を乗り切るためには各界のリーダーの方たちが、仏教また儒教、武士道といったような日本社会の底流に流れておりますところの伝統的な精神とか美徳を再確認して頂いて、それを軸にして日本新生に取り組んでいく以外にないというふうに考えまして、機会あるごとにそのことを訴えてきたようなわけでございます。
 残念ながら現状はまだ日暮れて道遠しといったような感が強いわけでございますけれども、しかし決して諦めてはいけないというふうに思いまして、私は真言行者の立場からこの伝統精神とか美徳の再評価を訴えておるようなわけでございます。
 昨今の精神的な荒廃の原因といったものは、戦後日本人がお金と物に執着をするあまり日本人本来のこころである精神を忘れたことにあるわけでございます。
 それは反面、宗教家とりわけわれわれ仏教者が人々に仏さまのこころを説いて、そして人々に救いをもたらすという本来の役割を果たしてこなかったということでもあるというふうに私は思っているわけでございまず。その意味におきましては今日の日本の精神的荒廃の責任の一旦は私たち仏教者も負はなくてはいけないじゃないかなというふうに思っているわけでございます。
 私は21世紀の新しい国づくりには仏教の復権、仏教者の奮起が欠かせないというふうに考えているわけでございます。最近では、月刊文芸春秋とか仏教の特集が組まれたり、また朝日新聞社からは仏教を歩くといったシリーズが刊行されたり、作家の五木寛之さんが百寺巡礼といった本をシリーズで出していらっしゃたりしておられますけれども、平成の日本人のなかにこの仏教に対するそこはかとない期待があるからこうゆうのが次々に出ているんだろうというふうに私は思っているわけでございます。
 この仏教のこころを日本新生に反映させていくためにはまず仏教者が御仏のこころを体現して、そして「御仏の光」を出すようにならなければいけないんじゃないかなというふうに考えているわけでございます。
 そして、その「御仏の光」が政治とか経済、教育、医療また福祉などあらゆる分野を照らすようになったときに日本は再び世界に尊敬される国として新生するというふうに考えているわけでございます。
 今日はそういうことで、その「御仏の光」というのはどうゆうものなのか、そしてその「御仏の光」を出すにはどうしたらいいのかということを真言行者の立場からお話しをさせていただきたいと思っております。
(104分)




 
   
   
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2005/6/25 平成17年度高野山真言宗北海道参与会研修会での講演 
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