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  第8回世界平和祈願祭(フィリピン)

2005.10.25 フィリピン、パンパンガ州マバラカット「平和観音宮」

2005/10/25 第8回世界平和祈願祭(73分) フィリピン、パンパンガ州マバラカット「平和観音宮」 mp3/33.6MB
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  2005/10/25 第8回世界平和祈願祭(73分)  式典内容
フィリピン国歌、日本国歌演奏
献花式〜マバラカット、マリノ・モラレス町長、マバラカット観光課ガイ・ヒルベロ、クラーク開発公社代表挨拶
「海ゆかば」演奏 フィリピン空軍第600空挺団
法要〜焼香
世界平和巡礼者傅燈大阿闍梨池口恵観法主による法要
池口恵観大僧正平和メッセージ

 
  池口恵観大僧正フィリピン平和祈願式典挨拶    平成十七年十月二十五日 

 本日は、フィリピン、日本両国からご参集を賜りました皆様方のおかげで、この地で八回目の世界平和祈願式典を無事執り行うことが出来ました。改めまして心より御礼申し上げます。
 この平和祈願式は、一九九八年(平成十年)に当時衆議院議員でいらっしゃった徳田虎雄先生の音頭で始まったものでありますが、もともとは太平洋戦争中の一九四四年(昭和十九年)に、この地から初めて神風特攻隊が飛び立ったことがきっかけであります。
 神風特攻隊の犠牲的精神は、残念ながら戦後の日本では、否定されてきましたが、この地の人々は恩讐を超えて特攻隊の勇気を称えるとともに、世界平和を願って「神風神社」を建立し、日本人戦没者を慰霊して下さっていたのであります。
 私は、フィリピンの人たちの心の中に、戦争が終わったら、敵・味方の区別なく戦没者を慰霊するという、日本に根づいている仏教の怨親平等思想の精神を発見して感動致しました。そして、この地に「平和観音像」を寄贈し、この地が毎年、世界平和祈願式典を行うことが、世界平和につながっていくと確信して、祈りを捧げてきたのであります。
 今年は太平洋戦争を含めて、第二次世界大戦が終わってから六十年の記念すべき年に当たります。日本では還暦と申しまして、六十年で暦がひとまわりするという考え方があります。私たち人類は、六十年前に、もう愚かな戦争はしないと誓ったはずでありますが、戦後六十年が経った現在、なお世界各地で戦闘が行われており、世界平和は実現しておりません。
 私は、第二次世界大戦の終戦から六十年経った今こそ、人類は新たに世界平和への真摯な努力を始める必要があると思います。その意味で、私は本日この地で行われた世界平和祈願式が、その第一歩となることを祈っております。
 皆様方の平和への祈りは必ずや、戦没者たちの霊を慰めると同時に、一筋の光となって、太平洋を越え、インド洋を越えて、世界各地の人々の心を照らすはずであります。
 皆様、お一人お一人の心の中に平和の灯火が宿っております。どうか、私とともに世界平和の実現に邁進していただきますよう、心よりお願い申し上げまして、御礼の挨拶とさせて頂きます。
 本日は誠に有り難うございました。 合掌



2005/10/25 第8回世界平和祈願祭 フィリピン、パンパンガ州マバラカット「平和観音宮」
 
   
   
   
  池口恵観大僧正寄贈観音像 2004年建立 平和観音宮と命名、この地を世界平和宣言市とした 
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第8回世界平和祈願祭(フィリピン)
2005.10.25 フィリピン、パンパンガ州マバラカット「平和観音宮」

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