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大興善寺空海大師像

 この大興善寺は、密教がインドから中国に伝わって以来、その一大拠点として繁栄いたしました。隋の文帝がこの大興善寺を創建してというふうに聞いており ます。その起源は三世紀の西晋武帝の時代に興された尊善寺にさかのぼるとも伝えられる、大変由緒ある寺院だと聞いております。八世紀の半ば、インドから密 教の第五祖の金剛智三蔵にしたがって唐に入ってきた不空三蔵という名僧がいらっしゃいました。
 この不空三蔵は、この大興善寺に根本道場を開かれて密教を教え広め、中国における密教隆盛の足がかりとされたのであります。その教えを受けるものが、この寺に集まり、大興善寺は当代きっての密教の一大拠点となりました。
 この不空三蔵の弟子にあたる
大照禅師(だいしょうぜんし)のもとに弟子入りしたのが恵果阿闍梨でございました。その禅師とともに不空三蔵にお目見えした恵果阿闍梨に並々ならぬその資質に感嘆された不空三蔵は、まだ幼い恵果阿闍梨を父母のごとく愛しんで教えを授けたということでございます。その恵果阿闍梨こそが弘法大師空海に密教の正統の教えを授けた大徳でございます。
 弘法大師空海は西暦804年に留学生としてこの唐にやってまいりました。空海が教えを求めて長安に入ったときに恵果阿闍梨はすでに高齢でしたが、密教の第七祖として数多の弟子を率いて青龍寺にいらっしゃいました。空海はそこで恵果阿闍梨に入門したのであります。
2006.04.12 講演「密教について」西安・大興善寺講堂(中国)陝西省仏教学院開校式典(20分)

 
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大興善寺  恵果阿闍梨  青龍寺・恵果空海記念堂大師像(西安)
講演「密教について」 2006.4.12 大興善寺講堂
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