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烏帽子山 最福寺

大弁財天

最福寺 891-0133 鹿児島県鹿児島市平川町4850-1 TEL.0992-61-2933 FAX 0992-61-2242
Saifukuji Dai Benzaiten 4850-1 Hirakawacho, Kagoshima City, Kagoshima Pref., 891-0133 Japan Tel.+81-992-61-2933 Fax.+81-992-61-2242
     

 私の寺、最福寺には大きな(18.5m)木彫りの弁財天がございます。宇賀神を頭上に祭る宇賀弁財天でございまして、当代随一の仏師であります松本明慶氏が、20人の弟子とともに10年掛けて彫り上げた仏像でございます。木造では世界一でございます。日本に弁財天信仰を広めたのはお大師さまであると言われております。唐からの帰途、厳島神社に立ち寄って弁財天をお祭りになってから全国に広まったという伝説でございます。真言密教では、この弁才天をよくお祭りしておるのであります。
■2007/3/23 第88回池口恵観勉強会 第二講話「祈りのこころ」六大 3回目

             

 言葉というのは愛情の川に浮かぶ船であるわけでございます。手入れの悪い船はちょっとした風にも難破してしまいます。古びておっても持ち主の手入れが良く出来ておれば、少しの嵐でもびくともしない、沈まないのであります。
 言葉という船をもっと注意深く大切に使わなければいけないんじゃないんでしょうか。弁財天に私の寺へおいで頂いたのは、きっとこの言葉を見失いそうになっている現代人への救いの場にならなくてはならないという御仏のメッセージじゃないかなとも思うわけであります。家では大きな声で真言を言うこともできないだろうし、だからここに来たら太鼓と火と私たちの真言と、それに負けないように大きな声で真言を言うて、腹から声を出してください。そして、その声を持って帰って人と語り合っていただきたい。声を出すようにしましょう。最福寺で本当の自分たちの力を持って帰って頂きたい。
■2007/5/22 池口会(京都) 第二講話「祈りのこころ」六大 4回目 水

平成12年放送 素敵なふる里夢探訪

大弁財天の原型(約400年前)
テレビ番組 世界一の大弁財天より

 最初、松本先生は私の百万枚護摩行を参加され、感動され、私が高野山の上池院から頂いておった弁天さんを、レプリカを作ろうとお願いしたんですね、二体ほどを。そうしたらある日、「百万枚護摩行を日本で初めて、世界一の行者さんだからあれにふさわしい仏像を作りたいから、二つを一つにして作ったらどうか」と言われて「いいですよ」ということで簡単にそういう話をしたんです。
 あるときに先生が来られて「どこに入れられますか」ちゅうことだったんですね。「この本堂に、ここに入れますよ」ちゅったら「入りませんよ」と言われた。「そしたら後ろつっぱらして、後ろの方がちょっと土地があるから、あそこに入れたらどうですか」ちゅったら「それでも入らない」とおしゃるから「どんなの作ったのですか」ちゅったら18.5メートルでこういうのだということで、お金が一銭もないんですね、いや百万円しか持ってなかったんですね。
 どうゆうふうにしてその大仏を入れるお堂を作るかということで、いろいろしたんですけど、あれだけの仏さんを入れるだけの建物を作るお金はないから「松本先生が先ほど作ってらっしゃった鉄パイプのあれを百万円で売ってくれんか」と言ったら「ああいいですよ」ちゅうことやったんですけれどもですね、そしたら徳田虎雄さんが「あれは先生のものじゃなくって、国の宝になりますよ」って「国宝になるもんだから、そうゆう簡単なもんではいかんから、がんばって作らんといかん」ちゅうことで「あなたが作ってくれ」ちゅうことで、私は百万円しかないからちゅったら「いやそうゆう訳にいかんから、とにかくあれを作らしてしまえば持っていけないから、とにかく作らせましょうよ」ってなって、「お金が無くして、作らすことを考えましょう」てなこと言うて、あれが飛島建設に作ってもらうことになって、お金は一銭も入れずに出来たんですね、あれが。
 この仏像がですね、松本先生は最初大きなのを作られるのに、木材だけを買ってくれちゅうことやったんですね。木材のお金がこれだけだということで、それを払って後から制作費が来るんだろうと思っていたら、制作費は先生の寄付なんですね。
 木材だけを買って、先生が10年間あれを作られた、あれは10億じゃできないんじゃないかなちゅう感じがしますね。そうゆうなので、先生が作られたから私は、そしたらこの弁天さんをしっかり拝んで、松本先生にその分を全部お返ししていかないといけないし、沢山の人を救って頂くようにということで、毎日「行」をしているわけです。
 ああいう大仏で、毎日ほんとうに加持力をもって拝まれて、そして加持力のある仏さまで大仏というのはあの仏さんしかないと思いますね、世界中をみても。
2010/5/24 恵観塾(京都) 第二講話 菩提心論 4回目


なぜ、この弁財天を依頼されたのか

平成12年放送 素敵なふる里夢探訪 世界一の大弁財天より

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湯入れ式 平成3年(1991年)3月15日 大仏殿建立予定地にて

 仏師、松本明慶さんに大弁財天像の制作を依頼したのは鹿児島市平川の最福寺法主、池口恵観師です。恵観師は真言密教の行者ならだれでもその成願をのぞむ八千枚護摩行を八十七回、さらに前人未踏の百蔓枚護摩行をも達成した、現在真言密教における最高の行者と言われています。
 炎の行者として広く名を知られた恵観師は弁財天の建立について、大日如来の導きと語ってくれました。弁財天は知恵と財力の仏さまで、現代こそ人間が知恵を必要としている時代はない、高度に発展したこの文明社会がもたらしたさまざまな弊害を、今こそ人間の知恵によって乗り越えなければならないと恵観師は説きます。
 平成4年3月15日、鹿児島市平川、最福寺境内の大弁財天建立予定地で「湯入れ式」が執り行われました。

湯入れ式から大弁財天胴体部分制作のための新しい工房作りまで

平成6年(1994年)6月20日放送

 制作からまる一年、地上20mの新工房が完成(1993年)。中では大仏の胴体部分が作られていた。組み合わされた木が、次々と組み上げられていく。次々と出来上がった部品が接続されていく。この日、大仏の胴体の組み立てが完了。
 次第に大仏の形が見えてきた。旅立ちの朝、京都大原野にある松本工房(1999年)。
 この日、十年の歳月をかけ出来上がった大仏の部品が京都を出発、鹿児島へ搬送されることに。

大仏の部品が京都を出発、鹿児島へ搬送そして最福寺大仏殿で組み立て完成へ
News Japan 巨大大仏にかけた十年より




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 台座を含めると20mを超える世界最大の木造弁財天がついに完成したのだ。弁財天の入佛法要の日がやってきた。仏師松本明慶によって「ノミ納めの儀」が行われる。大仏制作に使ってきたノミを道具箱に収めて、これですべての制作工程を終えるのだという。そしてついに平成大仏、大弁財天が人々の前にその姿を現した。弁財天はこの日から221日をかけて開眼するという。平成11年10月 最福寺 弁財天入佛法要

世界平和を願って 20世紀慰霊の巡礼

     
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