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傳燈大阿闍梨池口恵観大僧正 in

大興善寺

中華人民共和国陝西省西安
                                                              
2006.4.12                              大興善寺住持界明方丈は1998.7.2ご逝去されました
 お大師さまが日本に密教をお持ち帰りになりまして真言密教、真言宗をお開きになってからまもなく千二百年を迎えようとしております。中国の西安は、かつては長安と呼ばれておりました。ここは、大唐帝国の都といたしまして繁栄を極めた都市であるわけでございますけれども、ここにありますところの大興善寺という寺とご縁が出来まして交流を重ねてきておるわけでございます。この寺には日中友好と、私の平和祈念を刻んだ大きな石碑が建っているわけでございます。平成19年の秋に界明法師が日本に来まして、私の行を見まして、この行を西安の自分の寺でもやってもらいたい。出来ればこの寺の、前に住職だった不空三蔵(ふくうさんぞう)が八千枚護摩行というのを教えたわけだから、その八千枚護摩行というのを千二百年ぶりにやってくれたらいいんだけどということで〜
■2008/8/25 第104回池口恵観勉強会 第二講話「祈りのこころ」 8回目 供養

  この大興善寺は密教がインドから中国に伝わって以来、その一大拠点として繁栄しました。隋の文帝がこの大興善寺を創建したというふうに聞いております。
 私は、日本の鹿児島市という都市で、最福寺という寺を営んでおる真言密教の僧侶でございます。本日は、密教のお話しを聞いていただきたいと思います。
 この大興善寺は、密教がインドから中国に伝わって以来、その一大拠点として繁栄いたしました。隋の文帝がこの大興善寺を創建してというふうに聞いております。その起源は三世紀の西晋武帝の時代に興された尊善寺にさかのぼるとも伝えられる、大変由緒ある寺院だと聞いております。八世紀の半ば、インドから密教の第五祖の金剛智三蔵にしたがって唐に入ってきた不空三蔵という名僧がいらっしゃいました。
 この不空三蔵は、この大興善寺に根本道場を開かれて密教を教え広め、中国における密教隆盛の足がかりとされたのであります。その教えを受けるものが、この寺に集まり、大興善寺は当代きっての密教の一大拠点となりました。
 この不空三蔵の弟子にあたる
大照禅師(だいしょうぜんし)のもとに弟子入りしたのが恵果阿闍梨でございました。その禅師とともに不空三蔵にお目見えした恵果阿闍梨に並々ならぬその資質に感嘆された不空三蔵は、まだ幼い恵果阿闍梨を父母のごとく愛しんで教えを授けたということでございます。その恵果阿闍梨こそが弘法大師空海に密教の正統の教えを授けた大徳でございます。
 弘法大師空海は西暦804年に留学生としてこの唐にやってまいりました。空海が教えを求めて長安に入ったときに恵果阿闍梨はすでに高齢でしたが、密教の第七祖として数多の弟子を率いて青龍寺にいらっしゃいました。空海はそこで恵果阿闍梨に入門したのであります。

■2006/4/12 講演「密教について」 西安・大興善寺講堂 (20分) 
大興善寺別院
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講演「密教について」 2006.4.12 大興善寺講堂  大興善寺日中仏教文化交流記念碑 2007.9.28
最福寺中日仏教文化交流記念碑 2006.12.20  大興善寺(西安)八千枚護摩行 2007.9.28
青龍寺・恵果空海記念堂大師像(西安)  
大興善寺空海大師像

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