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 そんな驚きとは別に私の胸を去来いたしましたのは、ユーラシア大陸の奥深く広がる草原への思いでございました。モンゴルへの旅の4ヶ月前に私はもう一つの草原の国を訪れたわけでございます。ロシア連邦のカルムイク共和国でございました。この国は小さいながら仏教国として、ロシア連邦の中では珍しい存在として輝いておる国でございます。
2005/8/30 第70回池口恵観勉強会 第二講話「霊と真摯に向きあって」 7回目
 

 私は先年、ロシアのカルムイク共和国という仏教国へ行ったことがございます。このブータンと同じようにチベット密教の流れを汲んでおるわけでございます。長らく社会主義ソ連邦の中で時に迫害を受けてシベリヤに強制的に移住させられた時期もあったようでございます。ソ連が崩壊してカルムイクは、ようやく宗教の自由が認められるようになって、仏教を国の再生の鍵としている国であります。これはカスピ海のほとりにある小さな国でございます。この国を訪れたときに大統領に呼ばれて大統領府に行きまして、大統領が私費で寺院を再興しておって、国民のこころの再生に取り組んでいるんだという話を聞いて本当に感動したのであります。
■2008/6/22 池口会(京都) 第二講話「祈りのこころ」 6回目 幸せの祈り

カルムイク共和国キルサン・イリュムジーノフ大統領 (2002年) 
Bishop Ekan Ikeguchi with Kirsan Nikolayevich Ilyumzhinov, President of Republic of Kalmykia 2002

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