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2006.4.14 Keika Ajari at Keika-Kukai Memorial Hall, Seiryuji 
恵果阿闍梨
青龍寺恵果空海記念堂(西安)
 千二百年も前に唐にいらっしゃったお大師さまは、お師匠さまの恵果阿闍梨が亡くなられたときに、何千人からいらっしゃる弟子を代表して碑文を書いてらっしゃいます。弟子となってまだ日が浅かったお大師さまが、お師匠さまの恵果阿闍梨の生涯と功績を残す重要な役に選ばれたわけでございます。
お師匠さまの恵果阿闍梨は、三代にわたって皇帝のお 師匠さんとなり、そして万民は彼を頼った。雨を降らせ、雨を止めるのは、日を経過せずに即時に貢献があった。恵果阿闍梨は雨乞いもまた、長雨を止める手法に も優れていらっしゃって、干ばつとか水害から人々を守る絶大な力を持っていらっしゃったということを、お大師さまは讃えられたわけでございます。
 お大師さまのお師匠さまである恵果阿闍梨のまたお師匠さんである不空三蔵が、玄宗皇帝に信任されましたのは、正にこの雨乞いなどの呪術の貢献があったからであります。宇宙に大きく響く法力を供えていらっしゃったということであります。
■2005/6/28 池口会(京都)霊と真摯に向きあって
 お大師さまのお師匠さんは、恵果阿闍梨という人でございました。その恵果阿闍梨のお師匠さんが不空三蔵という人でございます。この不空という名でございますが、恐らくは生まれ故郷の名から中国風に名乗ったものじゃないかなと思ってるんですけれども、私たちがいつも詠んでおります般若心経にもこの「不」という字は沢山でてきております。
2006/10/20 池口会(京都)第二講話「秘蔵宝鑰」こころの復興7回目

 お大師さまが留学していらっしゃった同じくこの西安の青龍寺は、非常に日本でも有名になっております。お大師さまの足跡を慕ってお参りに行く観光客が青龍寺に訪れているようですけれども、不空三蔵がおりました大興善寺は、お大師さまの著作で密教の正当の祖師たちの列伝の「秘密曼荼羅教付法伝」で、大興善寺で修行された不空三蔵について詳しく述べていらっしゃいます。お大師さまのお師匠さんが恵果阿闍梨でございます。恵果阿闍梨のお師匠さんがこの不空三蔵なんですね。
2008/8/25 第104回池口恵観勉強会 第二講話「祈りのこころ」8回目
 不空三蔵、恵果阿闍梨そしてお大師さまへと続いてきた密教正統の祖師たちが、いづれも国家護持の祈りをした。
不空三蔵から恵果阿闍梨へと受け継がれた教えを胸にして日本に帰国されたお大師さまを待っておったのは日本の政治の乱れであったのであります。
■2008/8/24 池口会(京都)第二講話「祈りのこころ」8回目供養より

 密教は、それまで大日教を根本とするものと、金剛頂教を根本とするものとの二つの流れがあったんですけれども、恵果阿闍梨はこれを一つの教えに統合されて、お大師さまにこれを継がれたというわけです。
■2009/6/23 第113回池口恵観勉強会 第二講話「即身成仏義」5回目より
 そして長い困難な旅を経てようやく長安の青龍寺を訪ねられて恵果和尚とお会いになりました。このときこの恵果和尚がまもなく入滅されるというようなことはお大師さんもお分かりにならなかったんだろうと思います。
 しかし、この恵果阿闍梨はきっと分かっていらっしゃたんじゃないかなと思います。そして東の国から海を渡ってやってくる青年が、密教の教えを託すに足る人物であるということ、また中国では密教がまもなく排斥されるようになるだろうということも承知していらっしゃって、密教のすべてを短い時間でお大師さまにすべて 教えられたのでございます。
■2010/3/23 池口会(京都)第二講話「菩提心論」1回目
恵果阿闍梨  
講演「密教について」 2006.4.12 大興善寺講堂
大興善寺日中仏教文化交流記念碑 2007.9.28

最福寺中日仏教文化交流記念碑 2006.12.20
大興善寺(西安)八千枚護摩行 2007.9.28
青龍寺・恵果空海記念堂大師像(西安)
大興善寺
2006.4.14 Keika Ajari at Keika-Kukai Memorial Hall, Seiryuji
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