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烏帽子山


最  福  寺


891-0133 鹿児島県鹿児島市平川町4850-1   TEL.0992-61-2933  FAX 0992-61-2242
Eboshizan Saifukuji 4850-1 Hirakawacho, Kagoshima City, Kagoshima Pref., 891-0133 Japan Tel.+81-992-61-2933 Fax.+81-992-61-2242



     
私は室町時代から500年以上続く行者の家系に生まれております。修行の内容は、代々の口伝によるものでございまして、すべてが伝わっているわけじゃないんですけれども、私の家では明治維新の廃仏毀釈という政策によりまして、仏教が廃されたときの祖父の代で一旦断たれております。
 その後、一旦は教師になったりした父によりまして行者の家系が再興されるわけでございますけれども、その空白期に失われた記録もいっぱいあるかと思います。
 しかし、父が再び信仰の生活に入りました時に、まだ曽祖父の弟子であった古老たちが健在でございまして、曽祖父の法力を語ってくれる人たちがいっぱいおりました。
 曽祖父が亡くなってから時間が経っておったにもかかわらず、その法力が伝わるほどの行者であったわけでございます。

■2007/1/28 第86回池口恵観勉強会 第二講話「祈りのこころ」六大 1回目



 大仏殿建設の碑


 ご縁があって阪急の六甲山ホテルの公園墓地の管理塔という位置付けで、平川の今の烏帽子山最福寺が完成いたしました。

■2010/6/25 第124回恵観塾 第二講話「菩提心論」 5回目


 高さ18.5m
         
大弁才天(松本明慶大仏師作)

 私の寺、最福寺には大きな(18.5m)木彫りの弁財天がございます。宇賀神を頭上に祭る宇賀弁財天でございまして、当代随一の仏師であります松本明慶氏が、20人の弟子とともに10年掛けて彫り上げた仏像でございます。木造では世界一でございます。
 日本に弁財天信仰を広めたのはお大師さまであると言われております。唐からの帰途、厳島神社に立ち寄って弁財天をお祭りになってから全国に広まったという伝説でございます。真言密教では、この弁才天をよくお祭りしておるのであります。

■2007/3/23 第88回池口恵観勉強会 第二講話「祈りのこころ」六大 3回目

 
世界最大木彫大弁才天

 言葉というのは愛情の川に浮かぶ船であるわけでございます。手入れの悪い船はちょっとした風にも難破してしまいます。古びておっても持ち主の手入れが良く出来ておれば、少しの嵐でもびくともしない、沈まないのであります。
 言葉という船をもっと注意深く大切に使わなければいけないんじゃないんでしょうか。
 弁財天に私の寺へおいで頂いたのは、きっとこの言葉を見失いそうになっている現代人への救いの場にならなくてはならないという御仏のメッセージじゃないかなとも思うわけであります。
 家では大きな声で真言を言うこともできないだろうし、だからここに来たら太鼓と火と私たちの真言と、それに負けないように大きな声で真言を言うて、腹から声を出してください。そして、その声を持って帰って人と語り合っていただきたい。声を出すようにしましょう。最福寺で本当の自分たちの力を持って帰って頂きたい。
■2007/5/22 池口会(京都) 第二講話「祈りのこころ」六大 4回目 水


平成12年5月14日 弁財天の開眼・大仏殿落慶法要

平成12年 年末特別番組 世界平和を願って~20世紀慰霊の巡礼~

 去年(平成11年10月)の入弁財天佛法要から221日が経った今年(平成12年)の5月14日、弁財天の開眼と大仏殿の落慶を祝う法要が行われた。大仏殿は全国から集まった大勢の信者であふれている。
 物が豊かになるにつれ、こころの豊かさが失われつつあるといわれる現代に、知恵や芸をつかさどる弁財天がもっとも必要な仏さまだと恵観法主は言う。人々をやさしく包み込むような弁天さまの温かいまなざしは、正に平和な時代を願う象徴のようにも見えてくる。



プリマコフ前首相護摩行参加 2005.3.30
プリマコフ元首相


 ロシアのプリマコフ元首相が訪日なさって私の寺、最福寺を訪問して頂いたばかりか、護摩行に参加なさったのであります。平成17年3月30日のことでございました。
実は、訪日の本当の目的というのは、私の行であります護摩行に参加することが一番だったんだというふうにおっしゃっておられました。それまで私は、この行についてプリマコフさんにお話しをするということはあったんですけれども、この護摩行が、どうゆうものであるのかといったことを自分のこの眼で見てみたい、また自分も「恵観さんがやってる行というのを体験してみたい」、というふうにずっと思っていらっしゃたんだそうであります。
 この日、護摩壇の私の横に座って、1時間40分の護摩行をしっかりなさったわけでございます。護摩木を2,500本位炊き上げましたので、その間プリマコフさんは微動だにしなくって、最後に日ロ友好親善とか、世界平和と、ロシア語で書いた2枚の護摩木をご自分で炎の中に投じていらっしゃいました。さぞお疲れになっただろうというふうに思いましたけれども、終わりましたら「打てば響く勢いで大変感動した」、そういうふうにおしゃったのであります。私の方も、さすがに大物政治家だけあって、粘り強い方であるなと改めて感動したことを伝えたようなしだいでございました。社会主義のソ連邦では、宗教は弾圧の対象になったわけでございますけれども、こうして護摩行にロシアの指導者をお迎えできる時代になったんだなあというふうに私は感無量でございました。

■2005/7/29 第69回池口恵観勉強会 第二講話「霊と真摯に向きあって」 6回目



ブータン首相一行最福寺訪問 2009.8.31
 ブータン首相
ブータン閣僚

 東ヒマラヤの奥にブータンという小さな国がございます。去年だったかしら、ここの総理大臣から各大臣がうちにお参りに来られて行にあって帰られたんですけれども、ここはチベット仏教の流れを汲む小さな仏教国なんですけれども、長い間外国人の入国を制限してきましたので、お国柄はあまり知られていないのであります。この国の面積はスイスとほぼ同じくらいで、人口は55万人でございます。その79%が農業で生計を立てているのでありますけれども、いわゆる小作人というのはいないんですね。ブータンでは全員が土地を所有しておるようであります。
 このブータンの本を書かれた王妃は、1955年生まれ。同じ年生まれの国王と結婚なさって、若くして王妃となられたわけであります。かつて日本においでになった若いブータン国王が、大変りっぱな様子であるので、日本人の関心を非常に集めました。
 日本の着物に似ている「ゴ」という民族衣装にも親しみを感じたんじゃないかなあというふうに私は思っているんですけれども、そのブータン国王は16歳で即位されますと、国民幸福指数という概念を国の基本にするということを声明なさったのであります。(ホテルグランヴィア京都 古今の間)

■2011/8/24 恵観塾(京都) 第二講話 三教指帰 7回目


最福寺大仏殿での護摩行


 行者が苦しんで、苦しんで苦しみ抜かないで、どうして本当の苦しみを、皆さん方の苦しみを理解できるのか。そう思うから厳しくするわけですね。夏なんかになりますと、本当に護摩の火で息が絶えだえになって、もう止めようかというふうに思うときがあります。そうしますと毎日、毎日苦しんでいらっしゃる人、がんでもう亡くなるというような人の一番苦しい人の護摩木がぱっと目につくんですね。「この人たちは自分がもう止めようとしているときに、どんなに苦しくても、たった2時間くらいしか苦しいことはないのに、この人たちは毎日ずっと苦しんでいらっしゃるんだ、これぐらいでくじけちゃいけない」と思ってまた行を続けるわけでございます。
 みんなの苦しみを分かるためには、苦しい行をして初めて理解できる、そういうふうに思うから弟子達にも厳しくするわけです。
2009/11/24 池口会(京都) 第二講話 即身成仏義 10回目

 私の人生は行に始まったというふうに言っても過言じゃないと思います。母の胎内に居る時から読経の響きを聞いて、そして大きくなってからは、世界中で行によって得た仏さんの力を持って、この世に生きてらっしゃる方の苦しみ、また亡くなってなお悲しみを抱えていらっしゃるいろいろな霊、癒しを与えたい。そういうふうに思って、一生懸命祈ってきたわけでございます。だから私の行は皆様方の祈りを仏さんに届けるためのものでもあるわけでございます。
■2008/9/22 池口会(京都) 第二講話「祈りのこころ」 9回目 加持


2007.1.1 開運祈願スペシャル 「護摩行」とは


 「奇跡というようなことはどんどん起こっていくんですね」
 真言密教の最高位、傳燈大阿闍梨池口恵観師は真言密教最大の荒行と言われる「百万枚護摩行」を達成した。
 護摩行とは弘法大師空海がもたらしたという修行法。人々の願いが印された特別な薪、護摩木を知恵の炎で焼き尽くし、所願成就を御本尊に祈る厳粛な儀式である。
 まず印を結び、護摩の炉に御本尊を降臨させる......煩悩の数と同じ108本の護摩木を焚く......これで全ての煩悩は灰となり天に昇って行く
 その後、人々の願いが込められた護摩木を一本一本、念を唱えながら焚いていくのである。
 燃え上がる炎は次第に勢いを増し、その高さは時に3mを超える......300度以上の高温の前で修行者は己のためではなく、人々の幸せのために一心に拝む......
 「みんなが本当に良くなるように一所懸命お祈りをしていきたいと思っています」
2007.1.1 開運祈願スペシャル
1999/11/16 2004/12/14 06:05 
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 御本尊 不動明王(波切不動) 本堂
 不動明王は大日如来の化身として、もっとも救い難い人たちを何としても救うために、火炎の苦しみを背負うお姿で出来ております。いわばスーパースターが変身した最強の仏さまであるわけでございます。 
 どうのような王侯貴族であっても、密教に帰依した者は不動明王を日夜礼拝して祈っておったのであります。
 インドは今も、カーストと呼ばれる身分制度がございまして、最も低い身分に置かれた人々はアンタッチャブル、触れてはいけない存在とタブーになっているようであります。
 その人々の姿をしている最強の仏さんが、不動明王であるところに私は密教の素晴らしさを感じているわけでございます。
 生命というのは表す形は皆違うけれども、すべて平等であるんだ。その教えが不動明王に込められているというわけであります。

 私の寺であります最福寺の本尊も不動明王でございます。不動明王も波切不動でございます。
 私が鹿児島に帰りまして寺を開くときに、この波切不動こそ本尊に相応しいというふうに思いました。
 今、現代の荒波を切り開いていただくのは、このお不動さんでなくてはいけない、お大師さまが帰られたときに荒波を切り開かれたように、鎮められたように今、日本のこの世相を鎮めていただくには波切不動しかないということを思って、この波切不動を請来したわけでございます。
 お不動さんの尊像はどの形も右の手に剣を持って左手に羂索(けんじゃく)を持っていらっしゃいます。右の手に持っている利剣(りけん)は、お不動さんの知恵と力のシンボルであるわけでございます。利剣は特に倶利伽羅剣(くりからけん)というふうに言われたりするように、倶利伽羅竜王が巻きついているものも出ております。また、この利剣には三鈷の形をした柄が付けられております。三は密教では大変重要な数字になっているのであります。
■2008/10/23 池口会(京都) 第二講話「祈りのこころ」 10回目 仏像に祈る



最福寺中日仏教文化交流記念碑(仏縁)
最福寺中日仏教文化交流記念碑除幕式 2006.12.20
西安・大興善寺日中文化交流記念碑 2007.9.28
   
大仏殿地下展示場
                
 
烏帽子山  最  福  寺  891-0133 鹿児島県鹿児島市平川町4850-1 TEL.0992-61-2933 FAX 0992-61-2242
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